第二次世界大戦映画「プライベートライアン」を観た感想を語る

6月6日はノルマンディー上陸作戦の日です。
もうすぐで、6月6日を迎えます。
早くも私の気持ちはそわそわしてきます。
6月5日はミッドウェイ海戦であり、6日はノルマンディー上陸作戦の日になります。
このような重大な戦いが集中するこの時期を迎えると嫌が上でもそわそわせざるをえないでしょう。
そんな今日、私は映画「プライベートライアン」を観ました。

プライベートライアンは1998年のアメリカ映画で、第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦とそれに続く戦いをテーマとした映画です。
この映画を観ると、私は大学生時代を思い出します。
当時、私は大学2年生でした。
友達が招待券に当たったとかで、友達と二人で見に行ったのがこの映画でした。
私は深い深い感動にとらわれました。
この映画を見て、私は大変な感銘を受けたのです。
ライアン二等兵を救出するという無茶な作戦に、あくまで忠実にとつとつと任務を遂行する主人公ミラー大尉。そして、故郷に帰れると聞いても仲間と一緒に橋の死守にこだわるライアン二等兵。彼らは男の中の男でした。そんな男の生きる姿を見て、私もそうでありたいと強く思ったのです。
気が付けばあれからもう20年近い歳月がたってしまいました。
20年前の私は若かった。当時、私は遠い将来に憧れ、未来はもっと強いたくましい人間に成長しているのだと信じていました。
そして、映画を見て、ミラー大尉やライアン二等兵になりきり、私も未来はそのようなタフな男になっているんだと思っていました。
あれから20年。
当時の自分の信託にこたえられる人間になっているかというと、まったく自信がありません。

プライベートライアンは劇場で2回見て、それからDVDを購入して何度か見たと思います。
何度目かわかりませんが、私はこの映画を繰り返し見ました。そして、何度見ても深い感銘に包まれます。
私は映画にあまりにも熱中すると、劇中人物のセリフを反復する癖があるのですが、ついにその癖が出ました。
おそらく友人の銀河孔明さんがそんな光景を見れば、「お、やっち、いつもの癖をまたやっているな」と大いに笑うことでしょう。
そのくらいに、この映画はとても印象深い映画なのです。何度見ても、その映画世界に引き込まれて、私もスクリーンの中に飛び込んで、兵士の一人として戦ってしまいます。

主人公ミラー大尉率いる計8人の部隊は、ライアン二等兵を探して救出するという任務を与えられます。ライアン二等兵の3人の兄は皆戦死しました。4人兄弟でひとりだけ残されたのがライアン二等兵です。そのライアン二等兵を救出して母親のもとに送り返すというのがミラー大尉以下8名に与えられた任務だったのです。
ある意味不条理にも思われるこの任務に対し、ミラー大尉たちは従容と従い、任務に立ち向かっていきます。
そして、ついにライアン二等兵を発見します。しかし、ライアン二等兵は仲間たちと橋を死守するという道を選択します。ミラー大尉らはライアンとともに橋の守備につきます。そして・・・・・・・

たくさんの人間に支えられて今の自分があるという人生の事実を改めて思い起こさせてくれるテーマだと思います。
人は一人では生きていけない無力な存在でありますが、多くの人間の支えがあって、今の自分が成り立っている、だから一生懸命に今の自分を生きなければならないというそのメッセージに、私は大変に共感します。
今の自分を生きる。今の人生それだけに集中して一生懸命に生きる。それは意外と難しいことだと思います。
まず自分の人生を生きる。生ききる。
私も、自分の人生を強く生きていきたいと、改めて自戒を込めて自分に言い聞かせたところです。

もう一つの重要なテーマに兄弟の絆があろうかと思います。
私にも兄が一人いまして、この映画のストーリーを堪能していると、自分の兄の顔を思い出します。
そんなふうに思い出すと、私はライアンに強く感情移入していきます。ライアンは3人の兄たちとの思い出を語りますが、そのライアンの気持ちが私にはよくわかります。その人と人との絆の物語は、私の心を強く揺さぶるのです。

途中、ドイツ軍の機関銃陣地と遭遇します。
任務外のことではありますが、ミラー大尉は機関銃陣地の破壊を決断します。
このときのミラー大尉のセリフ「気の進む任務などあるか」というセリフは私の好きなセリフです。
確かに、機関銃陣地を破壊することとライアンを救出することは無関係でしょう。けれども、ミラー大尉は「勝利が我々の任務だ」と部下たちに理解を求めます。そして、ミラー大尉と部下たちは一丸となって機関銃陣地を撃破します。
その心の強さと、運命に対する受容の気持ちは、とても共感するものであって、自分もそうでありたいと思うところです。

20年前、大学生時代、自分は将来、社会人になって、もっと強い人間になるんだとあこがれていました。
ミラー大尉やライアン二等兵のような芯の強い大人になっているだろうと信じて疑っていませんでした。
そして、20年が経ちました。
今の自分を振り返ったときに、当時の自分がどう思うかと考えると、複雑な気持ちになります。
けれども、ここからがスタートでもあります。
私はこれからの人生をかけて、引き続き成長できるように努力していきたいと思います。
この映画を見るたびに、当時の気持ちを思い出し、自分の初心を思い出します。
その意味で、プライベートライアンという映画は私の青春の記念碑であり、タイムカプセルのような気持ちになります。
20年前の初心はまだまだ果たせておりませんが、これからの人生をかけて、その初心を実現させていきたいと思います。
 
 
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